日曜は盛りだくさん(栗東)

ミスタージーティー
ミスタージーティー

 こんにちは、山本です。今日も栗東に残ってのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今週は原始的な寒さ対策やら素麺やら冷やし中華やら、どーでもいいことを書き連ねてきた前振りゾーン。今日ぐらいは少しだけ、まともなことを書きます。今週は栗東で残り取材。各社が大体一人ずつ栗東に居残り、特に重賞などの直前取材を行うんです。この「残り」、実は昨年1年間、全くやっていなくて、実に1年2か月ぶりの「復帰」となりました。

 まぁ、超久々なので、色々とフレッシュな気分ですよね。競馬開催日なので馬場の開場、つまり我々にとっての取材も、いつもより2時間早い午前5時スタート。この時間って外は真っ暗なんですが、1時間半ほど経つと一気にグンと明るくなって、時間の経過を感じます。そうそう、昨晩は起きれるか少しビビって、午前3時半にかけるアラームは音量をMAXにしていました。ちなみに3時半開場=取材スタートっていう時期もあります。

 この土曜取材はスタンドに調教師さんも少なく、厩舎へ足を運ぶことがほとんど。助手さんや厩務員さんが仕事中で「空振り」も多々あります。しかし、今日はすべて一発で取材に成功。ここで運を使ったせいか、今日の馬券はボロボロです。まぁ、そんなことは置いといて、この取材で困ることが一つ。取材している土曜朝の時点で、すでに印は打っています。つまり、直前取材の感触がすごく良くても、今まで知らなかったことを教えてもらっても、予想に反映できないんですよね。「無印にしたのに、そんな状態よかったのか…」と後悔、みないたことは多々あります。

 ということで、今日は午前8時過ぎには取材が終了(最後はメイケイエールの追い切りでした)。紙面の仕事を終えた後、このパッチパチに取り組んでいる次第です。では、そろそろ本題へ。明日はPOG的には盛りだくさんな1日となります。

 まずは個人的に東京7Rに触れさせてください。音無厩舎のダノンスウィッチ(牡、父American Pharoar)に注目しているんです。今週の坂路小屋。音無調教師が「この馬はもっと走ってもらわないと」と実に熱かったのです。「前走もあの頭数で砂をかぶってしまったから。砂をかぶらずに追走できれば、本当にいい脚を使う。その点は戸崎にもしっかり言っておく」と反撃に燃えています。

 ちなみに話が終わった後、「ところで、どの馬が強いんや?」と聞かれたので、「まぁ、こちらの方の馬も走られますけど」と視線を向けたのは、すでに帰っていた友道調教師のイス。このレースに初ダートのルージュスタニング(牝、父Into Mischief)を送り出します。「新馬の頃からダート適性があるのかなと思っていました。走り方も確かにダートですね」と藤本助手。新味が引き出されるか、注目したいと思います。

 友道厩舎といえば、小倉9Rのあすなろ賞です。サトノシュトラーセ(牡、父ジャスタウェイ)が出走します。京都2歳Sで3着から格上挑戦を続けず、自己条件で確勝を期してきた。ところが、高野厩舎のオールナット(牡、父サトノダイヤモンド)や須貝厩舎のガイアメンテ(牡、父ドゥラメンテ)などメンバーがそろいましたねぇ。「先週の動きがすごく良かったし、実績も上位ですから」と藤岡康Jはかなりの手応え。藤本助手も「もともと、うちの厩舎でも期待の高かった馬。何とかクラシックへ」と力が入っていました。

 このレースとこの後に触れる共同通信杯に関しては先週更新したYoutube動画で結構話しているので、なるべくかぶらないように書きますね。では、共同通信杯です。今年もいいメンバーがそろいました。まずは、ここも友道厩舎のジャスティンミラノ(牡、父キズナ)からいきますか。実はこの馬の1週前追い切りに騎乗していたのも藤岡康Jで「すごく良くなっている。やばいかも」と笑顔で教えてくれたんですよね。ちなみに厩舎サイドの話では、2週前追い切りに騎乗した坂井Jも能力の高さをかなり評価していたようですよ。理想を言えば、距離がもっとあってもとのことですが、素質の高さで壁を乗り越えても驚けないと思います。

 もう一頭触れたいのがミスタージーティー(牡、父ドゥラメンテ)。こちらは前走から約1か月半、矢作厩舎にしては本当に長く在厩調整をしてきました。「広いコースで使いたい、ということでここまで待ちました」とは矢作調教師。これは動画でも話したんですけど、中間に福永調教師が矢作厩舎で研修していて、一度調教に乗ったらしいんですよ。その時に非常に絶賛していて、スタッフも自信を深めたようです。数々の名馬を知る名手ですが、騎乗した馬の適性などのジャッジは忖度などなしで非常に的確。その話を聞いて、ワタクシも「やはり、いい馬なんだ」と納得した次第です。

 で、ネット限定「厳選馬」ですが、色々と考えましたが、小倉9Rの4サトノシュトラーセ。ここはしっかり勝って、クラシックロードに乗りましょう。続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都5R・10ハワイアンティアレ(前走の上がり最速。脚は持っている)

小倉8R・3マカンマカン(中間の動きよし。ダートで見直す)

小倉12R・9サンライズフォルス(叩き2戦目。現級通用の力秘める)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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