18年函館記念の覇者エアアンセムが引退 馬事公苑で乗馬に

18年の函館記念を制したエアアンセム(左から吉原毎文代表、藤岡佑介騎手、ひとりおいて吉村圭司調教師)
18年の函館記念を制したエアアンセム(左から吉原毎文代表、藤岡佑介騎手、ひとりおいて吉村圭司調教師)

 18年の函館記念を制したエアアンセム(牡9歳、栗東・吉村圭司厩舎)が、4月22日付で競走馬登録を抹消したとJRAが同日に発表した。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。

 同馬は父シンボリクリスエス、母エアマグダラ(父サンデーサイレンス)。祖母に98年の牝馬3冠路線で3着、2着、3着と活躍したエアデジャヴー(同年クイーンS覇者)がいる血統で、2013年11月に美浦・伊藤正徳厩舎からデビュー。新馬のあと、当時オープン特別だったホープフルSと2連勝。報知杯弥生賞(4着)、セントライト記念(15着)とトライアルで結果が出ず、クラシックには出走できなかった。15年1月からは栗東・吉村厩舎に転厩して出走。長い休養期間を挟んで、オープン復帰は18年3月と時間を要したが、同年の函館記念で重賞初制覇を果たした。その後は白星はなく、ラストランは先週、4月19日の福島民報杯(12着)だった。

 通算成績は36戦5勝。通算獲得賞金は1億9410万円。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル