IFHA(国際競馬統括機関連盟)が決定した「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が9日、発表された。今回は1月1日から10月4日までに行われた世界の主要レースが対象で、凱旋門賞なども含まれている。レーティング120(単位はポンド)以上の45頭が掲載された。
先月に発表された9月とランキングに大きな変更はなく、1位は英インターナショナルS勝ちなど、今年4勝のガイヤース(牡5歳、英国・アップルビー厩舎)で130ポンド。2位はG1連勝など5戦5勝と底を見せないパレスピア(牡3歳、英国・ゴスデン厩舎)が126で続いている。
先日の凱旋門賞組は時計がかかった影響か、評価が低く、勝ったソットサス(牡4歳、仏国・ルジェ厩舎)は昨年と同じ123ポンドで10位タイ。2着だったインスウープ(牡3歳、仏国・グラファール厩舎)は122ポンドで17位タイとなっている。
日本馬では6位タイのアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が124ポンドでトップ。これはエネイブル(牝6歳、英国・ゴスデン厩舎)と同じ数字だ。菊花賞(10月25日、京都・芝3000メートル)で史上3頭目の牡馬無敗3冠を狙うコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)は122ポンドで17位タイとなっている。