2月28日の阪神10R・すみれS(3歳オープン、リステッド・芝2200メートル、8頭立て)は、単勝1・4倍の断然人気に推されたディープモンスター(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が直線の鮮やかな差し切りで3勝目を挙げた。勝ちタイムは2分12秒4(良)。
ゲート裏で左前の蹄鉄が外れて打ち直すハプニング。レースもスタート直後に大きく外へ逃げるような格好となったが、あわてず後方2番手で脚をためた。勝負どころで外を進出。前との差を縮めて直線を向くと、持ち前の瞬発力を発揮して2馬身半も突き抜けた。
武豊騎手は「3勝目を挙げられてホッとしました。若さをのぞかせていましたが、落鉄やゲートは大した問題ではありません。これで(賞金的に出走できる)権利は大丈夫でしょうから、クラシックが楽しみになりましたね」と笑みを浮かべた。