【東京8R・赤松賞】ゲート改善のマピュースが巻き返しに成功 田辺裕信騎手「ちょっとずつ成長している」

赤松賞を制したマピュース(右、カメラ・荒牧 徹)
赤松賞を制したマピュース(右、カメラ・荒牧 徹)

 11月17日の東京8R・赤松賞(2歳1勝クラス・芝1600メートル、牝馬限定=7頭立て)は、3番人気のマピュース(牝、美浦・和田勇介厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、アルテミスS7着からの巻き返しに成功。2勝目を挙げた。勝ち時計は1分33秒9(良)。

 スタートを決めて先団の外を追走すると、直線の坂上で早めに抜け出したロンドボス(3着)をパス。最後は末脚を伸ばしたレイユールの追撃を3/4馬身退けた。コンビを組み続けてきた田辺裕信騎手は「ゲートを出ない馬で、自分で競馬ができないので、前走はスローペースがあだになりました。今回はゲートが改善されて、ほしいポジションが取れたし、ちょっとずつ成長している」とうなずく。

 和田勇介調教師は「前回もあのような競馬がしたかったけど、騎手が前回を踏まえて、うまく乗ってくれました」と鞍上の手腕を評価。続けて指揮官は年内には使わない方針を明かした。

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