いとこにG1・9勝のヴァーミリアンがいるセイルオンセイラー(牡2歳、美浦・田中博康厩舎、父ドレフォン)が今週のデビューに向けて上々の仕上がりだ。田中博調教師は「調教は淡々とへこまずこなしていて順調に来ています。平均点が高い馬で息づかいも良くなってきている」と手応えを見せる。
これまで米国のダート短距離G1を3勝したドレフォン産駒は今年がファーストクロップ。これまで5頭がデビューして白毛馬ハイアムズビーチが芝で勝利を挙げ、先週19日にはフェズカズマがダートで初陣を飾るなど好調だ。本馬は27日の芝1600メートルを予定。「芝、ダートは探っている段階だけど何に対しても対応力がある」とトレーナーは期待を込めた。