4年連続で有馬記念挑戦のディープボンドが現役引退 京都で誘導馬に 「プボくん」の愛称で人気のキズナ産駒

有馬記念13着がラストランになったディープボンド(カメラ・岡野 将大)
有馬記念13着がラストランになったディープボンド(カメラ・岡野 将大)

 ディープボンド(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)が4年連続の挑戦となった今年の有馬記念(13着)を最後に引退することが12月22日、分かった。今後は京都競馬場で誘導馬になる予定となっている。

 国内では2020年の京都新聞杯で重賞初制覇を飾り21、22年の阪神大賞典を連覇。海外でも3歳時にフォワ賞・仏G2を制覇した。5年以上の現役生活で世界最高峰のレースの凱旋門賞には21、22年に挑戦し、国内外でG1に17回の出走。ひたむきに走る姿がファンの心をつかみ、SNSでは「プボくん」の愛称でも親しまれてきた。

 ノースヒルズの前田幸治代表は「ディープボンドは夢と感動を与えてくれました。京都競馬場で誘導馬になります。G1は勝てませんでしたが、私にとってキズナの代表産駒です。長い間頑張ってくれて、心からありがとう!と言いたいです」と感謝の気持ちを示した。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル