有馬記念当日の中山競馬場は直線で強烈な向かい風 壁を作れる差し馬が有利!

中山4R・2歳未勝利戦は勝ったロジャリーマイン(左)が上がり35秒8で1位タイ(カメラ・安藤 篤志)
中山4R・2歳未勝利戦は勝ったロジャリーマイン(左)が上がり35秒8で1位タイ(カメラ・安藤 篤志)

 有馬記念当日の12月22日、中山競馬場には5メートル近い北風が吹いている。直線では向かい風になるため、芝、ダート問わずかなり上がりのかかる結果続き。4レースの2歳未勝利・芝2000メートルでは、勝ち馬の上がり3ハロンが35秒8で1位タイ。これは、今年、中山の良馬場で行われた2・歳芝2000メートル戦で最も遅い上がり最速の数字になっている。

 5レースに騎乗したルメール騎手も「風がすごい。馬がフラフラしちゃうし、壁を作れないと厳しい。前にいると大変」と、苦笑いを浮かべていた。このあとも風は変わらず強い予報になっている。今年は例年以上にきれいな馬場で先行馬を重視したくなるが、狙い目は壁を作って最後伸びてくる差し馬だ。

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