12月22日の中山6R・2歳新馬(芝1600メートル=15頭立て)は、1番人気のディオデルマーレ(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)が、ゴール前で先行2頭を捕らえてデビューV。勝ち時計は1分36秒6(良)。
有馬記念デーにライアン・ムーア騎手の手綱がさえる。好位で脚をためて直線を迎えるも、なかなか進路が開かなかったが、坂上からグイッとひと伸び。ゴール寸前で逃げたショウナンマリーナを頭差で差し切った。ムーア騎手は「新馬だけど乗りやすい馬だった。ペースは思ったよりスローになったけど、我慢できていた。スペースができてからの反応、しまいの脚が良かった」と評価した。同騎手はこの日、ここまで4レースに騎乗し3勝と好調だ。