【有馬記念】「気持ち長かったかもしれない」ベラジオオペラ4着に横山和生騎手は距離適性を挙げる

4着に敗れたベラジオオペラ(カメラ・高橋 由二)
4着に敗れたベラジオオペラ(カメラ・高橋 由二)

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル、良)

 一年の総決算となる冬のグランプリは15頭(ドウデュースは出走取消)によって争われ、横山和生騎手が騎乗した単勝3番人気のベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)は4着に敗れた。G1昇格後は17年キタサンブラック以来2頭目となる大阪杯との同一年制覇を狙っていた。横山和生騎手は21年の有馬記念初騎乗から3年連続でタイトルホルダーに騎乗し5着、9着、3着。4年連続のレース出走も頂点には届かなかった。

 戸崎圭太騎手が騎乗した単勝5番人気のレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)が勝った。勝ち時計は2分31秒8。

 2着に10番人気のシャフリヤール(クリスチャン・デムーロ騎手)、3着は2番人気のダノンデサイル(横山典弘騎手)が入った。

 横山和生騎手(ベラジオオペラ=4着)「考えていた通りの流れでした。状態に関してもバッチリでしたし、力をしっかり出し切れたレースだった。2500メートルは気持ち長かったかもしれない。ただ、そういった懸念がありながらもしっかりトリッキーなコースを走り切れたのは今後の自信になります」

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