アグネスデジタル死す 芝、ダートの“二刀流”でG1を6勝

 2001年の香港カップ、02年のフェブラリーSなど、芝とダートの二刀流でG1を6勝したアグネスデジタル(牡24)が12月8日、死んだことが分かった。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。

 米国生まれの同馬は1999年に栗東・白井寿昭厩舎所属でデビュー。翌年のマイルCSでG1初勝利を挙げると、2001年の南部杯を勝利。84年のグレード制導入後では初の芝とダート両方のG1勝ち馬となった。

 その後は天皇賞・秋、香港カップ、翌年のフェブラリーSとG1を4連勝。03年には安田記念を制した。同年の有馬記念(9着)を最後に現役を引退した。通算成績は重賞10勝を含む32戦12勝。通算獲得賞金は9億4889万2700円(地方、海外含む)。

 種牡馬となってからは14年ジャパンダートダービー・交流G1を勝ったカゼノコ、09年札幌記念・G2など重賞を3勝したヤマニンキングリーを出した。

芝&ダートでG1タイトルを手にしたアグネスデジタル(上は03年安田記念、下は02年フェブラリーS)
芝&ダートでG1タイトルを手にしたアグネスデジタル(上は03年安田記念、下は02年フェブラリーS)

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