◆第41回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)
出走馬18頭の枠順が12月26日、決定した。2戦2勝で東京スポーツ杯2歳Sを制したクロワデュノール(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)は3枠6番。下沢助手は「個人的にはいい枠だと思います。競馬が上手ですし、外すぎなければと思っていました」と満足げな表情を見せた。
この日はウォーキングマシンで1時間運動し、翌日の輸送に備えた。最終追い切りで併せ馬の相手(ルシフェル)に騎乗した同助手は「前回よりすごくいい感じで帰厩して、ここまで何の問題もなく、精いっぱい力を出せる状態です。体も少し締まって、490キロ台で出せそうです」と笑顔で対応。
初めての右回りで、今週の追い切りでも3度手前を替えていたが、「ジョッキーも右手前で走るのが好きとは言ってますが今週は最後、左手前で走れてましたからね」と意に介さない。コーナー4つに関しても「自分から動けるので、先行力を生かせれば」とむしろ歓迎の口ぶりだった。