藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、金杯当日の5日は、中山2Rでエイチエヌバンピーに騎乗する。昨年は栗東に身を置いて腕を磨くなど、積極的に交流を図ったものの、デビューイヤー以来となる1けたの8勝に終わった。女性騎手の活躍も目立ち、今村聖奈騎手は自身が保持していた女性騎手最多の43勝を更新する51勝をマーク。「女性騎手も増えてきているので負けないように頑張るしかないと思います」と、第一人者としてのプライドをのぞかせた。2023年の抱負としては「けがなどには気を付けて、そのなかでも任せて頂いた馬に対して全力で一鞍一鞍向き合っていきたい」と決意を新たにした。
2Rで騎乗するエイチエヌバンピーは今回初めてコンビを組む。これまでは控えて末脚を生かすスタイルの同馬は、前走も大外から堅実に脚を使って8着。思い切った騎乗で前進を期待したいところだ。
【木曜中山】
2R・エイチエヌバンピー(牡3歳、美浦・小桧山悟厩舎、父ディスクリートキャット)