【ドバイ・ターフ】ダービー馬ドウデュースが出走取り消し 友道調教師「調教後に左腕節に違和感」

ダートコースで調整されていたドウデュース(カメラ・高橋 由二)
ダートコースで調整されていたドウデュース(カメラ・高橋 由二)

◆ドバイ・ターフ・G1(3月25日、メイダン競馬場、芝1800メートル)=3月24日、メイダン競馬場

 昨年の日本ダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は、左前肢ハ行のため同レースの出走を取り消した。24日、エミレーツレーシングオーソリティが発表した。

 同馬は、18日に現地で調教を行った後、21、22日と馬場入りはせずに厩舎周りの角馬場で調整。23、24日にはダートコースに出て軽い運動を行っていた。昨年の凱旋門賞で19着に敗れたが、今年の国内始動戦だった京都記念を圧勝して勢いを取り戻し、勇躍、現地入りしていたが、出走はかなわなかった。

 友道調教師は「調教後に左腕節に違和感を認め、競馬に向けて進めておりましたが、将来のある馬なのでここでは無理をせず、取り消すことを決断いたしました」とコメントを発表した。

 同レースはダノンベルーガ、セリフォスの日本馬を含む14頭立てで争われることになった。

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