◆第53回高松宮記念・G1(3月26日、中京・芝1200メートル)=3月24日、栗東トレセン
今回が復帰戦となるピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父モーリス)はこの日、朝一番の坂路をゆっくり駆け上がった。馬体に重厚感があり、迫力を感じる動きを披露した。その後はゲートで駐立を確認した。生野助手は「雰囲気は悪くないです。先週びっしり追ったことで、良くなってきています」と上々の感触を伝えた。
1年4ヶ月ぶりの実戦だが、「いい意味で以前と変わりなく、乗っている感じはいいです。加速力やバネがありますね」とG1馬の乗り味を高く評価した。一昨年のスプリンタースSは横綱相撲で完勝しており、能力さえ出せればいきなり好走しても驚けない。