【京都3R・3歳未勝利】高田潤騎手6年ぶり平地で勝利「オーナーに『何回負けても潤でいくぞ』と」

約6年ぶりに平地で勝った高田騎手
約6年ぶりに平地で勝った高田騎手

 5月5日の京都3R・3歳未勝利(ダート1800メートル=12頭立て)で、高田潤騎手=栗東・フリー=が約6年1か月ぶりに平地競走で勝利した。前回は、オトコギマサムネで制した18年4月18日の医王寺特別(福島・芝1200メートル)。ツリーフロッグ(牡、栗東・辻野泰之厩舎、父キズナ)を初勝利に導いた。勝ち時計は1分54秒8(良)。

 道中は4、5番手。手応え良く直線に向くと、豪快なアクションで末脚を引き出した。ゴール前で逃げていたメイショウヘール(田口貫太騎手)をとらえ、3/4馬身差をつけた。

 高田騎手は「あまり平地では乗っていませんが、この馬に関しては(寺田寿男)オーナーに『何回負けても潤でいくぞ』と言っていただけていた。オーナーのためにも結果を出したいと思っていました」と笑みがはじけた。

 また、ツリーフロッグの担当は兄の建吾助手。兄弟タッグでは3勝目だが、「一緒に写真を撮るのは初めてです」と喜んだ。

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