東京11R・NHKマイルカップ・G1・馬トク激走馬=ダノンマッキンリー
ファルコンSでは4角14番手からラスト3ハロン33秒6の豪脚で大外一気のごぼう抜きV。次位のシュトラウスに0秒5差は、能力断然の証しだ。
気性に若さがあり、折り合いの心配は残るが「乗り難しいけど走る馬」と藤原英調教師の評価はすこぶる高い。この馬を手の内に入れる北村友一騎手は1番枠にも「ラチ沿いをうまくリラックスして走れればいいです」と前向きにイメージを膨らませた。
4月12日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、Wコースで入念な追い切り。1週前、直前の弾けっぷりは絶品だった。距離ロスなく運び、直線でスムーズに進路が開けば、爆発力は有力馬とも互角以上だ。