◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル)
前走の阪神JF(2着)から直行で挑むシンリョクカ(牝3歳、美浦・竹内正洋厩舎、父サトノダイヤモンド)が、調教で成長した姿をアピールした。当初は賞金順で除外対象の1番手となっていたが、リバーラ(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父キンシャサノキセキ)が回避したため出走がかなった。
全休日明けの4月4日は、美浦・南の角馬場からBダートコースを1周半流して調整した。山縣助手は「戻ってきてから、いくらか前よりも落ち着きが出てきて、攻め馬でも我慢が利くようになった。日曜日の時点で(桜花賞に出られることが)分かって、今週に向けて時計が出せたことはよかったと思います」と、気配の良さにうなずいた。