【京都競馬場】20代の女性2人組「メチャメチャきれいになりましたね!」

グランドオープンした京都競馬場に詰めかけたファン(カメラ・高橋 由二)
グランドオープンした京都競馬場に詰めかけたファン(カメラ・高橋 由二)
オシャレなカフェを連想させるUMAJOスポット(内覧会でのもの)
オシャレなカフェを連想させるUMAJOスポット(内覧会でのもの)

 約2年半の改修工事を終えた京都競馬場が4月22日、グランドオープンした。改修前にも訪れていたという20代の女性2人組は「メチャメチャきれいになりましたね!パドックの花とかかわいかったです」と第一声。日本一の広さを誇るUMAJOスポットは「並んでいて入れなかったです」とリベンジする構えだ。「三冠ロードは散歩がてらいいと思いますし、(スタンド内に)地下馬道を見下ろすスポットがあったり、見どころが多いです。新鮮な感じ」と目を輝かせていた。

 早朝5時40分に到着したという60代の男性は「到着時、三冠ゲートには3人しか居ませんでした。QRコードでの入場になって、これからも朝一から来る人はそんなに居ないのかも。ちょっとイレ込みすぎましたね」と苦笑い。「好天に恵まれて最高です」と待ちに待った京都開催を満喫していた。

以下は変更点の一部。

◎愛称は「センテニアル・パーク」。2025年に開設100周年を迎えることもあり、100周年を意味する「センテニアル」と、「競馬の枠を越えて、誰でも公園のように来てほしい」(JRA後藤理事長)という意味を込めて付けられた。契約金額ベースでスタンドが730億円。馬場、厩舎地区は150億円で総工費は880億円。パドックから見上げる大屋根は、京都府産の木材と鉄鋼を組み合わせた「木鋼ハイブリッド構造」を採用し、見た目の美しさ、柔らかさを表現。

◎三冠メモリアルロードの新設 パドック脇に位置し、シンザン像がお出迎え。歴代3冠馬の馬像が立ち並ぶ。アーモンドアイ像の目の前には、アーモンドの木が植えられている。近くの入場門も「三冠ゲート」となった。

◎「ゴールサイド」 新スタンドの名称。2階に位置する、UMAJOスポットの広さは日本一を誇る。化粧室の鏡の縁には金の蹄鉄があしらわれ、かわいらしくもゴーシャスな雰囲気。壁側のテーブル各席にはコンセントも完備。

◎検量室前 以前は、引き揚げてくる人馬をファンエリアから見ることはできなかったが、阪神競馬場と同様にだいぶ近くなった。場内やテレビに映し出される時のことを考え、阪神や中京とは逆で、ファンエリアから遠い順に1着、2着…と枠に入って引き揚げる。

◎モチノキ時計 旧パドックの中央にあったモチノキの一部を使って製作。「ゴールサイド」の2階に設置されている。

◎スマートシート+(プラス) 専用フロアである「ゴールサイド」の3階に入退場する際には、QRコードをかざさなければならない。G1デー以外であれば1600円で、まるで指定席エリアのような特別感を味わえる。

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