◆第28回ユニコーンS・G3(6月18日、東京・ダート1600メートル)
ここ2走は2ケタ着順が続いたオマツリオトコ(牡3歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父ヴィットリオドーロ)だが、2走前のヒヤシンスSは他馬より重い58キロを背負ったぶん直線の反応が一息で、挟まれる不利もあり、前走のニュージーランドTは芝で参考外。
川崎の交流G1・全日本2歳優駿では、後にUAEダービーを制すデルマソトガケに頭差2着。ヒヤシンスS勝ち馬の3着ペリエールには1馬身先着していて、実力的には世代トップクラスと遜色ない。
一息入れた今回は、追い切りの動きに素軽さが感じられ、伊藤圭三調教師も「体調は良さそうだし、定量戦になるからね。巻き返しを期待していますよ」と好感触。反撃を期待できそうだ。(松井 中央)