2日の中京4レース・3歳未勝利(芝1400メートル=18頭立て)で永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=が1番人気のスイミーユニバンス(牝3歳、栗東・平田修厩舎、父ドゥラメンテ)で逃げ切って勝利を収め、6月18日の阪神8R・カネフラ以来のJRA20勝目を挙げた。勝ち時計は1分20秒6(稍重)。
レースは少し掛かり気味ながら、3コーナーあたりでハナに立つと、600メートル通過が33秒3のハイペースに。それでも終始手応えがよく、直線でもセーフティーリードを保ったままゴールした。2着のエスタビエン(今村聖奈騎手)に2馬身半の差をつけた。
昨年は21勝だった永島騎手だが、1か月の騎乗停止がありながらも早くも20勝に到達。先週は落馬での乗り替わりもあったが、元気にプレーしている。鞍上は「ハミを替えたり厩舎の方が工夫してくださった。距離短縮でも(ハミを)かむところがあったので、けんかするなら馬の気持ちを尊重しようと。3コーナーで先頭に立つ形になりましたが、最後ももうひと脚使ってくれた。力上位を改めて感じました」と鞍上は笑みを浮かべた。