7月22日の福島2R・2歳未勝利戦(芝1800メートル=7頭立て)は、1番人気のティンク(牝、美浦・久保田貴士厩舎、父ダイワメジャー)が、デビュー2戦目で初勝利を飾った。勝ち時計は1分51秒5(良)。
まずまずのスタートを決めて、道中は3番手で運んだ。直線で大外に持ち出すと、直線半ばでようやくエンジンがかかり、ゴール前で前をまとめてかわした。
大野拓弥騎手は「2戦目でも変わらずに落ち着きがあって、競馬にいって落ち着き過ぎていた。促しながらになったが、直線半ばでエンジンがかかって走りが変わったので、そういった走りがもっと手前からできたらいいですね」と振り返った。
久保田調教師は「2戦目で、もう少し気が入るかと思っていたが、意外とおっとりしすぎるくらいだった。直線でエンジンがかかっての伸びは違った。いい意味の遊びがあるから、これくらいの距離がいい。いったん放牧に出して、どこに行くか考えていきたい。いい勝ち方だったと思います」と、うなずいた。