国内外重賞4勝のオーソリティが左前種子骨じん帯損傷のため現役引退へ 今後は優駿SSで種牡馬入りの予定

引退が決まったオーソリティ
引退が決まったオーソリティ

 21年のジャパンC2着馬で、2020、2021年のアルゼンチン共和国杯連覇など国内外重賞4勝を挙げたオーソリティ(牡6歳、美浦・木村哲也厩舎、父オルフェーヴル)が、近日中に競走馬登録を抹消されて現役引退することが決まった。同馬を所有するシルク・ホースクラブが8月25日、公式ホームページで発表した。今後は北海道・新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬になる予定だという。

 同馬は昨年の宝塚記念で馬場入場後に右前肢ハ行を発症して競走除外となり、その後に右第3中手骨の骨折で休養に入っていた。それ以来の復帰戦だった前走のエルムSは、デビュー以来初めてのダート戦だったが、12着に大敗。その後は放牧先で左前種子骨じん帯の重度の損傷が判明して、競走能力喪失の診断が下された。

 通算成績は14戦6勝(うち海外2戦1勝)。主な勝ち鞍は青葉賞・G2、アルゼンチン共和国・G2(以上2020年)、アルゼンチン共和国杯(2021年)、ネオムターフC・G3(2022年)。

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