9月2日の新潟5R・2歳新馬(芝2000メートル=13頭立て)は、8番人気のキャントウェイト(牡、美浦・萱野浩二厩舎、父ゴールドシップ)がデビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は2分4秒4(良)。
まずまずのスタートを決めて、二の脚もついてスムーズに好位に取りついた。道中は3番手で脚をため、直線の入り口で先頭を射程圏に捉えると、力強い伸び脚で2着のヴェローチェエラに1馬身差をつけて振り切った。
柴田大知騎手は「最初に追い切りに乗ったときから、すごくいい馬と思っていた。いろいろ粗削りな部分はあるが、初戦から走れるかなと思っていたが、こっちの不安も関係なくいい競馬をしてくれた。先々が楽しみな馬。頑張ってほしいです」と勝利を振り返った。
萱野調教師は「なかなか格好いい競馬をしてくれたね。真面目に走れてよかった。調教の動きもよかったし、そんなに目いっぱいやってないなかで動きがよかったので、ある程度は期待していて、うまくいきました。中長距離ですね」と、今後に期待を膨らませた。