【チャンピオンズC】モレイラ騎乗のアイコンテーラーは14着 「初めて砂をかぶる競馬になり、やる気がなくなっていました」

14着と大敗だったアイコンテーラー
14着と大敗だったアイコンテーラー

◆第24回チャンピオンズC・G1(12月3日、中京競馬場・ダート1800メートル、良)

 G1馬7頭を含む豪華メンバーが集まった国内ダート王決定戦は15頭立てで行われ、単勝1番人気で坂井瑠星騎手騎乗のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)が優勝。前走の南部杯に続くG1・3勝目となった。この勝利で2000年のウイングアロー、2011年トランセンド、2017年ゴールドドリームに続く史上4頭目(前身のジャパンCダート時代含む)となる同一年のフェブラリーS&チャンピオンズC制覇にもなった。坂井騎手は4度目のJRA・G1制覇だった。

 勝ち時計は1分50秒6。2着は12番人気のウィルソンテソーロ(原優介騎手)、3着は9番人気のドゥラエレーデ(ムルザバエフ騎手)だった。

 横山武史騎手(アーテルアストレア=9着)「ポジションを決めず、リズム優先で運びました。4コーナーもスムーズにさばけて直線は夢を見ましたが、思っていたより前が止まりませんでした。強力メンバーの中でも能力は出し切ってくれました」

 藤懸貴志騎手(ケイアイシェルビー=12着)「思い描いていたレースはできましたが、同じ位置にいた馬が頑張っていましたし、現状での力差を感じました」

 クリストフ・ルメール騎手(グロリアムンディ=13着)「いいポジションに行けたけど、3、4コーナーで手応えがなくなって、ばててしまいました」

 ジョアン・モレイラ騎手(アイコンテーラー=14着)「ダートに使うようになって初めて砂をかぶる競馬になり、それに抵抗してやる気がなくなっていました。びっくりしてリズムが乱れて進んで行かず、ベストを出せませんでした」

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