◆第62回京都金杯・G3(来年1月6日、京都競馬場・芝1600メートル)=12月29日、栗東トレセン
アルナシーム(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)が重賞初制覇へ好気配だ。前走のカシオペアSでオープン初勝利を飾り、明け5歳を迎え充実期に入った。「心身のバランスが取れてパワーアップしている」と五十嵐助手も目を細めた。
21年朝日杯FSで4着。勝ったドウデュースを筆頭に1~3、5着馬はすべてG1ウィナーと、2歳時から能力の高さは示していたが「以前はかみ合わないところがありましたが、じっくり使わせてもらって今につながっている」と同助手。「前走でジョッキー(鮫島駿)も、京都が合うと言ってくれた。マイルになるので折り合いも心配しなくていいですし、メンバーは強くなってもチャンスはあると思います」と期待を込めた。