1月7日の中山6R・3歳新馬(芝2000メートル=17頭立て)は、1番人気のスティンガーグラス(牡、美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)が勝利。半姉は2018年の阪神JFを勝ったダノンファンタジーで、21年セレクトセール当歳では1億1500万円で落札された。勝ち時計は2分2秒1(良)。
道中は先団を見る形で末脚を温存。直線で外に持ち出すとグイグイと中山の急坂を駆け上がり、早めに抜け出したアンゴラブラックをゴール前できっちりと差し切った。ルメール騎手は「子供っぽいところはあるけど、最後はいい脚を使ってくれた。まだ伸びしろがある。距離はぴったり」と評価。木村調教師も「まだ頼りない部分はあるけど、体が大きくなって成長していってくれればいい。しっかり乗り込む時間をいただいたオーナーに感謝します」と語った。次走は未定。