◆第40回フェアリーS・G3(1月7日、中山競馬場・芝1600メートル、良)
3歳牝馬14頭が出走した新春の重賞は、5番人気のイフェイオン(栗東・杉山佳明厩舎、父エピファネイア)が制した。西村淳也騎手の手綱で重賞初勝利。開業4年目の杉山佳明調教師もうれしい初タイトルとなった。勝ちタイムは1分34秒0。
2着は6番人気のマスクオールウィン(津村明秀騎手)、3着は4番人気のラヴスコール(横山武史騎手)が続いた。
西村淳也騎手(イフェイオン=1着)「終始、手応えがよかったので、自信を持って直線に向かえました。大外枠で難しい競馬になると思っていたので、スタートを決めたいと思っていました。思い描いていたレースができました。まだ若い馬ですし、まだまだ改善すべき面はありますが、着々と克服していければ、いい馬になると思います。未勝利を勝ってから、すぐ重賞を勝たせてもらえることなんて、そうそうないので、3歳クラシックに乗れたらいいですね。僕(自身)も去年はG1を勝つことが最大目標で、成し遂げられなかったので、今年はG1を何とか勝ちたいです」