【シンザン記念】ノーブルロジャーが豪快差し切り 川田将雅騎手「重賞馬になれて良かったです」

豪快に差し切ったノーブルロジャー(カメラ・高橋 由二)
豪快に差し切ったノーブルロジャー(カメラ・高橋 由二)

◆第58回シンザン記念・G3(1月8日、京都競馬場・芝1600メートル、良)

 新春の3歳重賞は、4年ぶりとなる京都を舞台にフルゲート18頭で行われ、3番人気のノーブルロジャー(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、父パレスマリス)が、デビュー2戦目で重賞初勝利となった。勝ちタイムは1分34秒5。

 川田将雅騎手は2006年から19年連続の重賞勝利。父パレスマリスの産駒は重賞3勝目で、昨年のデイリー杯2歳S・G2、朝日杯FS・G1を制したジャンタルマンタルに続いた。

 2着は1番人気のエコロブルーム(クリストフ・ルメール騎手)。3着に17番人気のウォーターリヒト(幸英明騎手)が続き、3連単の配当は21万6260円だった。

 川田将雅騎手(ノーブルロジャー=1着)「なかなか大変なところもありましたけど、能力の高さを見せてくれるレースだったと思います。レースが出入りの激しい形になって、なかなか簡単には収まらず、その中でこのポジションになったので、そこからレースを組み立てました。全体的に馬場は変わらない中で、開幕日から内をみんなしっかり使ってきましたので、あえてここは外を選びました。(同じパレスマリス産駒のジャンタルマンタルと)似ていると感じるところもありました。とてもいい種馬だなと思いますし、この馬も重賞馬になれて良かったと思います。今年もすぐに(重賞を)勝たせてもらってありがたく思いますし、けがなくみなさんの求める結果を残したいと思います」

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