【日経新春杯】「世代レベルが高くないのかな」安藤勝己氏が上位馬に見解…「説教したいような騎乗」と愛のムチも

安藤勝己氏
安藤勝己氏

◆第71回日経新春杯・G2(1月14日、京都競馬場・芝2400メートル、良)

 芝の中・長距離G1での飛躍を狙う4歳以上による伝統のハンデ重賞は14頭によって争われ、菅原明良騎手が騎乗した1番人気のブローザホーン(牡5歳、美浦・中野栄治厩舎、父エピファネイア)が重賞初制覇。現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏がレース後に自身のX(旧ツイッター)を更新し、レースについて分析した。

 休養明けで重賞初タイトルを手にしたブローザホーンに関しては「北海道の道悪で結果を残してきた馬やで、今の京都の馬場はビンゴやね」とタフな馬場が向いたと指摘。さらに「(中野栄治)先生の定年前に重賞勝ちは何よりやし、その後も天皇賞春に向けて面白いと思う」と、春の長距離戦で期待できる馬として評価した。

 また、昨年の神戸新聞杯でワンツーを飾ったサトノグランツが3着、サヴォーナが2着にとどまり、ダービーで3着に好走したハーツコンチェルトが4着だったことから「あと、やっぱり4歳牡馬の世代レベルが高くないのかな。2〜4着馬がこぞってやられたのは芳しくない」と世代レベルの見解も披露した。

 最後には、6番人気のリビアングラスで精彩を欠いた田口貫太騎手のレースぶりに「説教したいような騎乗」と、愛のムチで締めくくった。

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