1月28日の小倉5R・3歳新馬(芝1200メートル)で、カワカミプリンセスの最後の産駒ラブアンドラッキー(牝3歳、栗東・本田優厩舎、父カリフォルニアクローム)がデビューする。06年オークス、秋華賞を制した母は23年9月に死んだ。デビューから手綱を執り、G1・2勝をマークした本田調教師も「きょうだいは走っていないけど、一頭くらいは走ってほしいね」と願いを込めた。
24日の栗東・CWコースでの最終追い切りではトンボ(3歳新馬)、スピークイージー(同)と3頭併せ。6ハロン82秒5―12秒1で2馬身ほど先着した。「お母さんもデビュー前はそんなに(調教で)走っていなかった。実戦でいいタイプだったからね」と振り返ったトレーナー。「乗ってきて、時計もこの馬なりに詰まってきている」と娘の成長ぶりも伝えた。