◆第38回根岸S・G3(1月28日、東京・ダート1400メートル)追い切り=1月25日、栗東トレセン
木曜追いのピアシック(牡8歳、栗東・森秀行厩舎、父セントラルバンカー)は、坂路で53秒4―12秒2で馬なりで気分良さそうに登坂した。清水亮助手は「無理をしない感じでやりました。状態はキープできています。前走は砂をかぶってスピードに乗れなかったので、広い東京の方が乗りやすい」と前向きだった。
今回の鞍上は、2022年から2年連続でホッカイドウ競馬のリーディングトップに輝き、昨年はシーズン最多勝記録を更新する153勝を挙げた落合玄太騎手=ホッカイドウ・田中淳司厩舎=。落合騎手のJRAの重賞騎乗は昨年の札幌2歳Sのカイコウ(8着)以来2度目。道営のホープの手綱で激走をもくろむ。