【根岸S】上昇カーブを描くフルム 陣営「スタートが出られるようになった」

フルム
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◆第38回根岸S・G3(1月28日、東京・ダート1400メートル、1着馬にフェブラリーSの優先出走権)=1月26日、栗東トレセン

 前走のコールドムーンSでオープン初勝利を決めたフルム(牡5歳、栗東・浜田多実雄厩舎、父シニスターミニスター)は、坂路で65秒7―14秒8で体を動かし、長距離輸送に備えた。見るからにムキムキの体でたくましくなり、それが近走の成績に結びついている。二宮助手は「ここまでは順調にきています。前よりもスタートが出られるようになったのが成長かな」とうなずいた。

 全5勝中、左回りのダートで4勝と今回も得意な舞台設定だ。前走は58キロでもしっかりと勝ち切ったように、地力強化が著しい。「相手も強くなるけど、ここでいい競馬ができれば楽しみになるからね」と同助手。主戦の水口騎手とともに、人馬初の重賞タイトルを狙う。

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