吉村の日曜注目馬【京都11R・シルクロードS】

 【京都11R・シルクロードステークス】◎アグリの差し切りに期待した。スプリント戦で抜群の実績を誇り、「短距離王国」の名を欲しいままにしてきた安田隆厩舎の管理馬が、定年まで残り1か月余りとなったトレーナーに再びタイトルをプレゼントする。

 昨年の高松宮記念で7着ながら見せ場をつくり、3走前のセントウルSはメンバー最速の上がり32秒4で猛烈に追い込んで2着。全5勝が1400~1600メートルで6ハロンは未勝利だが、適性がないとは感じない。前走の阪神Cは10キロのプラス体重が誤算だったか、ゴール前で甘くなり3着。ただ、3か月近い休み明けを考えれば、今回につながる内容だった。

 レース後の回復は早く、年明けから栗東・坂路での乗り込みを再開。7日から時計を出し始めた。1週前に50秒4―12秒1と負荷をかけ、今週は余力十分にラスト12秒0。万全の態勢で2度目の重賞制覇を果たす。

 ルガルはこの舞台の重賞で〈2〉〈2〉着と安定感が光る。1200メートルに起用後は3連勝と素質が開花したバースクライ、距離短縮がプラスに出そうなエターナルタイムも展開ひとつで争覇圏へ。

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