◆第58回共同通信杯・G3(2月11日、東京・芝1800メートル)1週前追い切り=1月31日、栗東トレセン
朝日杯FS2着のエコロヴァルツ(牡3歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)が、武豊騎手を背に栗東・CWコースで1週前追い切りを消化した。
タイセイブレイズ(6歳オープン)を3~4馬身追走。直線に入ると楽な手応えで並んだ。強めに追われるとダイナミックに脚を伸ばし、6ハロン83秒2―11秒5で半馬身ほど先着した。武豊騎手は「調教に乗ったのは久しぶりだけど、相変わらず動くね。フットワークも大きくて、乗っていて気持ちいい。いい追い切りだったと思う」と満足げな表情を浮かべた。
前走は、デビューからの2戦とは異なり、最後方からの競馬。上がり3ハロン最速34秒1で追い込み、戦法の幅を広げた。牧浦調教師は「前走みたいな競馬ができたら、どこからでも競馬ができそう。東京コースも、先々を考えると経験させておきたい」と話した。朝日杯FSで土をつけられたジャンタルマンタルなど好メンバーがそろった一戦で、クラシック戦線へ弾みをつける。