3日の京都10R・エルフィンS(3歳オープン・リステッド、芝1600メートル)は、アルテミスS4着のライトバックが差し切り勝ち。ウオッカやデアリングタクトなどの名牝も勝ったクラシックの登竜門を制し、春のクラシックにつながる2勝目をマークした。
道中は中団を追走。馬場の真ん中に持ち出された直線では、前がやや狭くなるシーンもあったが、豪快に馬群を割って先頭でゴールを駆け抜けた。「テンション、コントロールに難しいところがありますが、厩舎の方がうまく調整してくれた結果、力を発揮してくれたと思います」と振り返った坂井。「パドックからゲート裏とうるさかった。上でやっていくためには改善が必要」と茶木調教師は課題を挙げつつ「ここを勝ってくれたことで、クラシックを含め、いろいろな選択肢から選択できる」と今後を見据えた。次走は未定だが、粗削りで伸びしろを残すキズナ産駒。春にはさらにパワーアップした姿を見せる。