2月3日の京都4R・3歳新馬(ダート1800メートル=16頭立て)は、単勝13番人気と人気薄だったテンカジョウ(牝、栗東・岡田稲男厩舎、父サンダースノー)が直線で脚を伸ばし、2着に1馬身半差をつける完勝でデビューVを飾った。3連単は72万5600円の高額配当となった。勝ち時計は1分55秒0(良)。
道中は好位直後を追走した。内から徐々に位置を押し上げると、直線入り口では前を射程圏にとらえ、ラスト1ハロン手前で馬群の外へ持ち出してからは一気に加速。まったく危なげない勝利だった。
今年初勝利となった国分優作騎手は「調教で乗った時からバネの強い馬だと思っていて、そこを生かせればと思っていました。集中して走ってくれて、余裕を持って追い出せたぶん、伸びてくれました。これからの馬なので楽しみです」と、今後の伸びしろに期待した。