【東京2R・3歳未勝利】単勝247・1倍のペッパーミルが激変の勝利 馬主の橋詰弘一氏はあのペッパーミルを持参

ペッパーミルで勝利し、おなじみのポーズを決める内田博幸騎手(カメラ・荒牧 徹)
ペッパーミルで勝利し、おなじみのポーズを決める内田博幸騎手(カメラ・荒牧 徹)

 2月3日の東京2R・3歳未勝利(ダート1300メートル=15頭立て、ペイシャエールは競走除外)は、単勝247・1倍のペッパーミル(牡3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父コパノリッキー)が快勝し、大波乱を演出した。勝ち時計は1分20秒8(良)。

 プロ野球がキャンプインし、球春到来。それとともに、昨春のWBCで話題になったペッパーミルが東京競馬場で初勝利を飾った。単勝12番人気をあざ笑うかのような快勝に、検量室に戻ってきた内田博幸騎手も「爆発しちゃったよ」と驚きの表情。続けて「うまく先行できて、チークや距離短縮も良かった」と、一変の要因を冷静に分析した。

 馬主の橋詰弘一氏は、デビュー戦に続いてこの日もペッパーミルを持参して観戦。「直線ではペッパーミルを握る手にも力が入りました」と、愛馬の激走に興奮を隠せなかった。

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