2012年の天皇賞春の勝ち馬ビートブラック(セン17歳)がけい養先のJRA馬事公苑宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)において、重度の骨折のため、2月13日に死んだことがわかった。14日、JRAが発表した。
ビートブラックは7戦目で初勝利。こつこつと力をつけ、2010年の菊花賞ではビッグウィークの3着に好走。12年の天皇賞・春では、初コンビの石橋脩騎手と積極的に立ち回り、14番人気の低評価を覆す大金星を挙げた。現役引退後は京都競馬場で誘導馬も務め、自身が勝った天皇賞・春でも誘導役を担った。
父はミスキャスト、母はアラームコール(その父ブライアンズタイム)。競走成績は34戦6勝。重賞は12年天皇賞・春・G1。