これが勢い?(栗東)

ビザンチンドリーム
ビザンチンドリーム

 こんにちは、山本です。先週に引き続き、今週も栗東居残りにつき、西宮の自宅に戻ることなく、パッチパチです。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、昨年末のこと。スマホにつけていたカバーが破れ、破損してしまいました。で、無精なワタクシはカバーをつけることなく、ずっと放置していたのですが、画面以外とはいえ、色々な他のゾーンがひび割れするようになり、ようやく先日スマホショップに行ったのです。そこで言われたのは「この商品はすでに生産中止していて、カバーもすでにありません」というもの。いやね、何となく分かっちゃいましたよ、古いスマホだと自分で認識しているから。とはいえ、買ったのはクリンチャーの凱旋門賞の時だった(LINEが必要だったから)ので、6年前のこと。廃れていくには早いんじゃないかい?

 しかし、です。こう書きながら考えたのですが、以前から当ブログでガラケー愛用者を公言していましたが、苦渋の思いで切り替えてから、もう6年も経ったのか、と。恐らく、機能の3割ほどしか使えてないと思うけど、何やかんやでスマホなしでは生きれなくなっている生活です。あのスマホを嫌がっていたワタクシはどこへやら。しかし、ガラケー時代と同様に一度使った機種はなかなか変えたくないんです。ということで、今のスマホは故障にならない限り、使い続けているはず。まぁ、ワタクシと巡り合った以上はたっぷりとお付き合いしてもらいますよ、エクスペリアさん。

 さて、そろそろ本題へ。今日も栗東からの情報を中心にお伝えしていきましょう。まずは本日の当社HPにも掲載していた話題から。新馬、きさらぎ賞と無傷2連勝中のビザンチンドリーム(牡、父エピファネイア)は今週から短期免許を獲得したムルザバエフJとのコンビで皐月賞へ向かうことになりました。あの脚質だけに中山への対応がポイントにはなると思いますが、一度騎乗経験のある騎手を確保できたというのは大きな強みになるでしょうね。今後はレースの1か月ほど前に帰厩させる予定とのこと。再び、スケールの大きな競馬を期待したいものです。

 続いては藤原厩舎。紅梅Sで2勝目を挙げたワイドラトゥール(牝、父カリフォルニアクローム)は引き続き、北村友Jとのコンビでチューリップ賞へ向かうことになりました。母にワイドサファイアを持つ厩舎ゆかりの血統馬。本番と同じ舞台のトライアルを使う「王道ローテ」で、桜の本番へ仕上げていきます。

 続いては音無厩舎。先日の雲取賞で4着だったイーグルノワール(牡、父ブリックスアンドモルタル)はUAEダービーの招待を受諾したようですね。雲取賞については今朝、音無調教師を取材したのですが、「太かった」とポツリ。中間にソエの治療で楽をさせた時の、馬体の余裕がなかなか解消されなかったようです。とはいえ、敗因ははっきりしている競馬。実は朝の段階でUAEダービーとは正式に決まっていなかったのですが、厩舎にとってはデルマソトガケに続く「連覇」がかかる一戦。再びアメリカへ向かうような結果を出せるのか、注目したいところです。

 さて、先週までにきさらぎ賞、共同通信杯が終わり、今週は3歳牡馬戦線もひと段落。しかし、来週はすみれSが行われます。主役候補となる橋口厩舎のミカエルパシャ(牡、父エピファネイア)に関しては、優駿ツイート山下記者が取材していたので、その話を明日にでも聞くとして、今日はその他の馬たちを。

 矢作厩舎のホウオウプロサンゲ(牡、父キズナ)は京都2歳S以来の実戦となります。今日の坂路で1週前追い切りを行っていたのですが、51秒9―12秒2というタイムが示す通り、いい動きだったなぁ。何か以前より、シャープになってきた印象を受けました。「順調ですね。さらに良くなりそうな感じのある馬ですが、距離が延びること自体は全く問題ありません」と広岡助手。成長を加えての復帰戦になる予感が伝わってくる動きでした。

 そして、共同通信杯をジャスティンミラノで制した友道厩舎からはメリオーレム(牡、父シュヴァルグラン)。これはねぇ、今日の取材の感触が抜群によかったです。「メチャクチャ動きがよかったですね。相手も動く馬をそろえたんですが、こちらが驚くような動きでした。良くなっていますよ」と藤本助手は説明します。当初は短距離色の強い母系の血統もあり、長い距離はどうかという見立てもありましたが、「乗った人間はマイルは短いのでは、という感じでした」と説明。その言葉通り、ここ2戦は絞り出すような末脚でねじ伏せています。地味ではないが、しっかりと連勝というのが高いセンスの証。休養で大幅に良化して、目標とするレースに臨むというのはジャスティンミラノと同じ。そう考えると、今日の抜群の動きは厩舎の勢いが乗り移ったものだったのかな。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル