2月24日の阪神11R・仁川S・リステッド(4歳上オープン、ダート2000メートル=16頭立て)は単勝6番人気のダイシンピスケス(牡6歳、栗東・森秀行厩舎、父マジェスティックウォリアー)が激しい先行争いからの競り合いを制し、オープン初勝利を挙げた。なお、単勝1番人気だったアイコンテーラー(牝6歳、栗東・河内洋厩舎、父ドゥラメンテ)は好位から伸び切れず、3着だった。勝ち時計は2分4秒8(稍重)。
好位からの追走だったが、道中でまくり気味に上がってきたバハルダールなどが絡み、息が入りづらい競馬。早めに先頭に立った後もアイコンテーラーに早めに詰め寄られる厳しい形になったが、しぶとく止まることはなく、最後はゴール前で脚を伸ばしてきたウェルカムニュース(ムルザバエフ騎手)の追撃を首差封じ込んだ。
これで2勝クラスから3連勝。昇級初戦も勢いに乗って突破した。初コンビだった岩田望来騎手は「出入りの激しい競馬でしたが、リズムよく運んでいたぶん、最後の粘りにつながりました。オープンを勝って、今後の選択肢が広がったと思います。2000メートルよりは1800メートルの方がいいと思います」と振り返っていた。今後は未定。