【中山11R・オーシャンステークス】先週の中山・芝レースは9鞍組まれて勝ち馬の4角通過順は4角先頭が5勝。2番手が3勝、4番手が1勝と圧倒的に先行有利だった。要因は開幕週だったことより、土、日とも渋った馬場で行われた影響が大きかった印象。今週も週中の雨の影響でパンパンの良馬場は望めそうにない。傾向を重視して安定した先行力の持ち主◎ビッグシーザーから入る。
全5勝の4角通過順は(1)(5)(3)(5)(2)番手。前走のリステッドも発馬、二の脚ともに抜群で楽に好位を確保すると、直線は危なげなく抜け出して着差以上の強さを感じさせた。2、3歳時に4連勝を飾った素質馬が復調し、中間の調整も順調そのもの。重賞初タイトルのチャンス到来とみる。
トウシンマカオは連覇を達成した前走の京阪杯が評価できる内容。6ハロンでは決定的とも言える2馬身差をつけ、その2着馬ルガルは次戦でシルクロードSを勝った。初の中山でも上位争い必至とみる。バルサムノートはペース慣れが見込める2度目の6ハロンで馬券圏内に突入する。