◆第54回高松宮記念(3月24日、中京競馬場・芝1200メートル)追い切り=3月19日、中京競馬場
外国馬としては6年ぶりの参戦となる香港のビクターザウィナー(セン6歳、香港チャップシン・シャム厩舎、父トロナド)が追い切りを行った。
芝コースで序盤はゆったりと入り、徐々にペースアップ。実戦でも騎乗するカーチュン・リョン騎手は最後に軽く促す程度だったが、軽快な身のこなしでスッと脚を伸ばした。シャム調教師は「リラックスしていましたし、最後の200メートルで追い込んだ時はいい感じだったと思います」と笑顔を浮かべた。
同馬は前走のセンテナリースプリントC・G1で重賞初制覇。勢いに乗っての海外初遠征となる。今までシャティン競馬場でしか走ったことがないが、シャム調教師は「大きなチャレンジになります。日本の馬も強いですが、いい結果を出したい」と力を込めた。