攻勢(栗東)

カルパ
カルパ

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、栗東にやって来ましたよ。デラックスです。角田記者です。美浦からの援軍ということで、ちゃんと会って話をするのは初めてだったけど、いや~、驚いたな。恐らく、ワタクシの人生上、こんなに近くで圧を感じる人間は初めて。だって、身長は同じ168センチっていうんですよ。けど、体重が140キロもあるという。ぶっちゃけ、ワタクシの倍以上です。車に乗せて、何度か移動したんだけど、助手席をこんなに埋め尽くす人間は見たことない。普通、画像や映像は実物より膨らんで見えるというけど、今回は全くの逆。まぁ、一種の珍獣です。

 実は昨秋、一瞬だけ会ったことあるけど、どっぷりと飲んだり、仕事したりは初めて。昔は関西から東京への出張も結構会って、関東の記者との交流もあったんだけど、コロナ前後からイッキに減ったんだよなぁ。まぁ、向こうの本紙の西山記者や昔からよく知っている松末記者、POG仲間の坂本記者なんかは知っているけど、実は実はイシゴー記者にはいまだに会ったことがない。いずれ会うんかなぁ、いつかどこかで…。

 ということで、栗東を引き揚げるデラックスを見送ったところで、そろそろ本題へ。今日は歳馬の話題を中心にいきましょうか。まずは3歳馬の話題から。白毛のアイドル、ソダシの半弟になるカルパ(牡、父モーリス)は来週の阪神での平場、ダート1400メートルに出走することになりました。鞍上は川田J。「まだまだ幼いけど、前回いい内容だった条件で」と須貝調教師は話します。実は本日、須貝調教師に2歳馬取材を行いましたので、徐々にここで更新していきたいと思います。

 続いては池添厩舎。こちらは2歳の話題です。現在、栗東に2頭が入ってきています。まずはリンゲルブルーメ(牝、父ドレフォン、母ブルーメンブラット)です。お母さんはマイルCS勝ち馬、というより、今はシュトラウスの妹という表現の方がピンときますかね。やはり、シュトラウスという名前を聞くと、気性が大丈夫かなという気持ちが芽生えるのが正直なところ。その点を池添調教師に聞くと、「牝馬らしいチャカチャカする面はありますが、コントロールが利かないみたいなことはないですよ」とのこと。当然、速い追い切りを重ねて、変わる面もあるでしょうが、まずは好感触です。

 もう一頭がグレインワーク(牡、父オルフェーヴル、母エスメラルディーナ)。兄に大阪杯3着のアリーヴォがいます。とはいえ、お母さんは砂上が主戦場だった馬ですよね。「ダートっぽいという感じはしないです。両方とも走れると思うし、これからしっかりと見ていきたい」とのこと。やっぱり、最初は番組が少ないだけに、芝から始められればベターですよね。

 さて、今年は斉藤崇厩舎が早めに動いています。すでにゲート試験合格が4頭です。クロワデュノール(牡、キタサンブラック、母ライジングクロス)は英愛オークス馬の母を持ちます。馬主はサンデーR。「いいキャンターをします。まだ体つきが幼くて頼りないところがありますが、まだ3月。このまま順調にいけば早めのデビューでいけるのではないかなと思っています。距離も融通が利くと思います」と斉藤崇調教師からは来春のクラシックを見据えるような期待が感じられました。

 【ポートデラメール(牝馬、父ナダル、母ジュベルアリ)は兄にアルナシームがいますね。馬主はシルクR。「小柄な馬ですけど、いいフットワークで走るし、小さいだけにこれからどう変わってくるかというところはありますが、前向きでスピードがある」と分析しています。距離的にはマイル前後のイメージとのこと。兄のアルナシームも朝日杯FSで4着でしたし、早い時期から走れる下地はあるはずです。

 「いいですね」と切り出したのはアメリカンビキニ(牝、父American Pharoah、母パリスビキニ)です。母は米G1勝ち馬で、馬主はシルクR。「アメリカンファラオっぽくトモ高で、少し前さばきの硬いところがありますけど、すごく背中がいいし、素直だし、今のところは言うことないかな、と」。血統的にダートとイメージしがちですが、早い時期に芝の適性を見てみたいという話もポツリ。適性を身長に見極めつつでしょうが、どんな路線に向かうか注目です。

 【ソーツアウト(牡、父ナダル、母プリームス)も大型馬ですが、感触は悪くなかった。この4頭、ちょっと今後も注目しておきたいです。今日はここまで、また次回です。ではでは

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