◆第28回ドバイ・ワールドC・G1(3月30日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)
【ドバイ(UAE)=水納愛美】1着賞金696万ドル(9億8414万円)の一戦は、日本勢4頭を含む12頭立てで争われ、連覇を狙った川田将雅騎手騎乗のウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)は連覇ならず。国際的なダートG1の大一番を制したのは、ハナを奪ったUAEのローレルリバー(牡6歳、B.シーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)でG1初挑戦の圧勝劇だった。勝ち時計は2分2秒31。
日本勢はウシュバテソーロのほか、原優介騎手騎乗のウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック)が4着、バウルジャン・ムルザバエフ騎手が騎乗したドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)が5着、昨年のブリーダーズCクラシック2着のデルマソトガケ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)が6着に終わった。
バウルジャン・ムルザバエフ騎手(ドゥラエレーデ=5着)「内側のポジションから今日はとてもいい走りをしてくれたと思います」
オイシン・マーフィー騎手(デルマソトガケ=6着)「良く反応してくれたが、もう少し前でキックバックのないところを走りたかった。機会をいただいて感謝しています。ルメール騎手の無事を祈っています」