◆第26回ドバイ・シーマクラシック・G1(3月30日、メイダン競馬場・芝2410メートル)
【ドバイ(UAE)=水納愛美】1着賞金348万ドル(約4億9207万円)の一戦は12頭で争われたが、日本勢4頭は22年のシャフリヤール、23年のイクイノックスに続く3年連続5頭目の勝利を手にすることはできなかった。勝ったのはビュイック騎手とコンビを組んだ地元UAEのレベルスロマンス(セン6歳、C.アップルビー厩舎、父ドバウィ)。
日本勢は、シャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が2着、リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が3着に好走。ジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)とスターズオンアース(牝5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)は首位争いに加われなかった。
クリスチャン・デムーロ騎手(シャフリヤール=2着)「2、3番手からの競馬をしようと思って、うまくそのポジションで運べた、ペースが遅くてかむところはあったけど、、2番手の勝ち馬と一緒に上がっていって最後は左にもたれたけど、よく頑張ってくれました」
藤原英昭調教師(シャフリヤール=2着)「最高の競馬でした。馬が成長しているように感じました。本当に素晴らしいレースをしてくれました。今までの経験がすべて詰まったような。本当はあそこから伸びると思ったけど、ペースとか展開で残られたけど、それを読んでクリスチャンもうまく乗ってくれた。最後は本当にちょっとしんどうそうな感じがするんだけど、最後まで粘れるっていうのは今までの経験が生きている。筋力もついているし、苦しい時もあったが、6歳でも本当に楽しみな馬です」