【阪神9R・バイオレットS】エートラックスが完勝でオープン初V 宮本調教師「重賞狙ってみたい」

松山弘平騎手を背に馬群を抜け出して1着でゴールするエートラックス(左)(カメラ・岩田 大補)
松山弘平騎手を背に馬群を抜け出して1着でゴールするエートラックス(左)(カメラ・岩田 大補)

 3月31日の阪神9R・バイオレットS(3歳オープン、ダート1400メートル=11頭立て)は、4番人気のエートラックス(牡3歳、栗東・宮本博厩舎、父ニューイヤーズデイ)が、2番手から力強く抜け出して、2着のロードフォアエース(戸崎圭太騎手)に1馬身半差をつけた。勝ち時計は1分24秒5(良)。

 まさに完勝だった。逃げるロードフォアエースをマーク。「スタート良く、いい形でレースを進めることができました。追ってからもしっかりと反応してくれました。1400メートルも合っていると思います」。コンビを組んだ松山弘平騎手も満足げ。

 「メンバーがそろっている中で強かったね。ゲートを縛ってから、ちゃんと出るようになった。重賞を狙ってみたい」と宮本調教師も手応えを隠さなかった。今後は兵庫チャンピオンシップ(4月29日、園田)などを視野に入れていく。

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