◆第68回大阪杯・G1(3月31日、阪神・芝2000メートル、良)
2017年にG1昇格した古馬中距離戦は16頭立てで争われ、2番人気で横山和生騎手騎乗のベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が2番手から最後の直線で抜け出すと、迫ってきた後続をしのぎきり、押し切った。昨年のスプリングS、チャレンジCに続く重賞3勝目で、G1初制覇を飾った。昨年の日本ダービーでタイム差なし4着だったが、同世代の皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラを直接対決で下した。勝ち時計は、1分58秒2。
2着は3番人気のローシャムパーク(戸崎圭太騎手)、3着は11番人気のルージュエヴァイユ(菅原明良騎手)だった。
北村宏司騎手(ジオグリフ=5着)「精神面を含め、コンディションは良く感じました。最後まで集中力を切らさずに立ち向かっていましたし、いい方向に向かっていると感じました」
西村淳也騎手(スタニングローズ=8着)「あの子のリズムでハナにたつ競馬をしました。脚もたまっていましたが、最後は疲れてしまった。次はいいと思います」
藤岡康太騎手(カテドラル=9着)「この枠でしたから。一歩目が早くなくて…。もう少し内枠がほしかった」
幸英明騎手(ハヤヤッコ=12着)「後ろからの馬ですし、展開の助けが必要です。最後は伸びていないわけではない」
岩田望来騎手(ハーパー=13着)「調子はよかったんですが、馬場がタフでこなせなかった」
ミルコ・デムーロ騎手(ミッキーゴージャス=14着)「気が悪くて、(敗因が)よくわからないです。集中していなかった」
北村友一騎手(キラーアビリティ=15着)「もっと前で競馬をしたかったんですが、したい競馬ができませんでした」
津村明秀騎手(リカンカブール=16着)「初めての大歓声で馬が高ぶって、レース前に消耗していた」