◆第169回天皇賞・春・G1(4月28日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月27日、栗東トレセン
昨年3着のシルヴァーソニック(牡8歳、栗東・池江泰寿厩舎、父オルフェーヴル)は坂路で最終調整。61秒1―13秒6とラスト1ハロンを軽く伸ばした。「疲れを残さないように、しまいはサッとやってピリッとさせました。力強さのなかにシャープさがありました」と池本助手は好感触を口にした。
10か月半ぶりの阪神大賞典は11着に終わったが、前走を叩かれ上昇気配。「状態は(レッドシーターフハンデを勝った)サウジぐらいのイメージ。昨年と遜色ないと思っています」と日に日にトーンが上がって来た同助手。「最後の最後でグッと上がってくれたような感触です」と好仕上がりに目を細めていた。