ケンタッキーダービー・米G1で3着に健闘したフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)の、最後の直線におけるシエラレオーネとの攻防について、坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=が6日に自身のSNSを更新し、心境を明かした。
坂井騎手は「確かに何度も寄られて接触はありましたし、実際にバランスを崩す場面もありました」と状況を説明。「しかし外から併せに来てくれたことでフォーエバーヤングは最後まで伸び続けてくれたとも感じました」とつづった。
また、インターネット上で浮上している、シエラレオーネのT・ガファリオン騎手が坂井騎手の手綱をつかんだ疑惑についても言及。「その事実はありません」ときっぱり否定した。
フォーエバーヤングはシエラレオーネと直線で激しく競り合った末、鼻+鼻差の3着。「彼も僕もベストを尽くしました。悔しい結果になりましたが、第150回ケンタッキーダービーという歴史のある、素晴らしいレースに乗せていただき感謝していますし、フォーエバーヤングの走りを誇りに思います」と相棒をたたえた。